Wednesday 18 February 2015

伝統的なユダヤ人の服装でパリを歩くと何が起こるか

イスラエルのネタニヤフ首相が,ヨーロッパのユダヤ系の人達にイスラエルに移住することを強く薦めている昨今,イスラエルのニュースサイトNRGのジャーナリスト,Zvika Kleinさんが試しにキッパをかぶり,ツィツィットを着用してパリの街中を10時間ほど歩いてみました.下は,Kleinさんが歩いている間,後ろにいたカメラマンがバッグに隠したGoProで撮影した映像です.Kleinさんが歩いたコースは,エッフェル塔の前からシャンゼリゼ通りを通りユダヤ人街へ至るもの.そして,観光地を離れる程,通行人から受ける中傷が増え,中には唾を吐けた人もいたそうです.Kleinさんは,今回の取材から,パリにはno-Jews-zonesが存在していることを実感したそうです.


現在,フランスに暮らすユダヤ人の数は,350,000人から500,000人と云われますが,1948年5月のイスラエル建国以降,すでに90,000人ものユダヤ人がフランスを去っています.

以上,L'OBSのIl marche dans Paris avec une kippa et récolte les insultesからでした.(関連記事: L'OBSのInsultes, regard, menaces : je suis juif. Aujourd'hui, j'évite certains quartiers de Paris)

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