Tuesday 22 May 2018

稼働後の保守が行き届いていない国家戦略プロジェクト,大船渡市の五葉山太陽光発電所

まだ,5月下旬というのに,周囲の草木は生え放題.発電パネル上に信じられないほどの量の影を落としていました.おまけに,冬季の積雪も無視できない量と思われますが,地表とパネルの下端の距離も驚くほど短く,雪でパネル下部が覆われてしまうことも容易に想像がつきます.

さらに,近所にはご丁寧に情報館などの箱モノが建設されていましたが,日曜日にも拘わらず,見物客は私ひとり.建設には,少なくとも数十億円もの費用がかかっていると思われますが,折角作ったのですから,もう少し手入れをして,設計発電量は出して欲しいものです.(設計段階の発電シュミレーションでは,これらの影も考慮しているのかもしれませんが... であるとしたら,とてもまともな設計とは言えません.)

仏つくって魂いれずとは,このことだなと思って,山を下りました.


こんなに影がおちていて,よく事業主が文句を言わないと驚いた箇所のひとつ.ここだけでは,ありません.



このように,パネルの下端が地表に近い構造になっているので,雪が積もれば,パネル下部の発電量は著しく減少します.はたして,冬季の除雪は実施されているのでしょうか.












上の写真の左側の立て札の能書き

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